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前野真左子 2005年03月03日 (木) 11時17分
嬰児のむつき開けば桃色のつぼみがふいに尿(ゆまり)撒きたり 足立尚彦 2005年03月03日 (木) 09時55分 チューリップのつぼみとんがれ鉛筆の芯もとんがれ。この傷に春 伊波虎英 2005年03月04日 (金) 21時00分 日曜の(チャペルで祈る人たちのつぼみのやうな手がひらく)朝 杉山理紀 2005年03月06日 (日) 09時05分 思い出をひらがなにして眠る夜のつぼみのなかのあなたにさわる 山本まさこ 2005年09月13日 (火) 21時22分 初夏来れば無数のつぼみがひらくだろう君主を弔え栄華のあとに
こはく 2005年03月02日 (水) 00時48分
あわだってあふれたひかりを切りきざみ色から色へと移る筆先 萱野芙蓉 2005年03月03日 (木) 11時54分 ありとあらゆる色を喰らひて咲(わら)ひたる光を白といふなむめり 足立尚彦 2005年03月03日 (木) 09時52分 人類の明日をアクセサリーとして空は空色だったと思う 宮崎 浩 2005年03月03日 (木) 18時28分 孤独感はセピア色して孤独さへわからずにゐるテロリスト達 舟橋剛二 2005年03月03日 (木) 17時16分 さみしさはどんな色にも描けるものピンクを薄くすればはなびら 斉藤そよ 2005年03月04日 (金) 12時57分 いつのまにまた降りだした綿雪が色という色すいこんでゆく ひぐらしひなつ 2005年03月07日 (月) 02時14分 冬の陽に色をほどこすさみしさで階段に置くきみのevian 飛永京 2005年03月08日 (火) 21時19分 色づいた木瓜(ぼけ)の曙ほほろほろ 桃ニモマケズ梅ニモマケズ 荻原裕幸 2005年03月15日 (火) 20時02分 この朝の深いところにあるみづの色をたしかめつつ髭を剃る なかはられいこ 2005年03月31日 (木) 22時55分 暮色いまわたしのゆびをすりぬけてあなたの息にまぎれてしまう 水須ゆき子 2005年06月07日 (火) 00時17分 ランドセルの底土と化した宿題のプリントに咲く色紙の花
春畑 茜
音にさえ母と子のあるさびしさに子音母音を声に鳴らせり 武田ますみ 呼ばれても答えられない夢をみて渇いた喉から出してみる声 柳子 変声期迎へし吾子はまだ青き声もてわれをオフクロと呼ぶ 樹里 音として耳に響かぬ文字列を声と認むる故は恋しさ 五十嵐きよみ (1)永遠なんか見つからない おなじ名の知らない少女を呼ぶ声にふりむくたそがれどきの渋谷に 野樹かずみ あるいは黄泉へつながっている亡きひとの声こだまする耳の洞窟 篠田 美也 覚めやらぬ冷たき背中の窪みより又走らうといふ声がする 伴風花 いつのまにこんなに深くなっていたわたしの海から声がこぼれる 久野はすみ ひとりからひとりへわたす声のためひなげしの花ふるえやまざり
題詠マラソン、今年も終わってしまいました。
途中、まったく感想が書けず、申し訳なく思っています。 みなさんのお歌を今から少しずつ楽しませてもらいます。 お題別に読んでもいいかな、とも思っています。
2005年03月03日 (木) 14時32分
そのうえをひとのかなしみ渡るとき橋はやさしくゆうぐれを揺る
2005年03月03日 (木) 14時31分
なまけもの生煮えのものならずものそれぞれの曳く春のかなしみ
2005年03月03日 (木) 09時55分
チューリップのつぼみとんがれ鉛筆の芯もとんがれ。この傷に春 言われてみればとんがっているチューリップのつぼみ。 チューリップのつぼみと鉛筆の先っぽを青空の下に並べてみたい衝動にかられました。そう、傷なんだよね。←頭の中のイメージを言葉にするって難しいですね。 意味不明の感想でごめんなさい。で、ますます意味不明の絵を。。。 ![]()
2005年03月03日 (木) 02時54分
跳躍のとくいな我ぞ来世には題詠マラソンの勇者とならん すばらしい跳躍を見せてくれた100首でした。 ねこちゃん、来世と言わず現世でもマラソンの勇者ですよ~(o^O^o)
2005年03月03日 (木) 02時39分
我が輩の未来をかたる友もなく金魚ひらひらとただ餌を食う
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